【子育て】不安な私を救ってくれた本「育児の百科」

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今回は私が子育てで役に立った本を
紹介したいと思います。
子育ては楽しいこと、幸せだなと感じることが
たくさんありますが、孤独や不安もあります。


子どもが大きくなった今、改めて振り返ると

あの頃は必死に頑張っていたな、この一言に尽きます。


公園などで小さい子を連れているママを見かけると

心から拍手を送りたい気持ちになります。


不安な私を救ってくれた本「育児の百科」


孤独感や不安は多くのママが感じていること


・夫が優しい言葉や労いの言葉をかけてくれ、家事育児を手伝ってくれても、

・預け先があっても、

・自分一人の時間が持てても

・周りが助けてくれても、

それでも孤独感や不安を感じることがありました。

私はママは定期的にこういう気持ちになるのだ、と思って良いと思います。

そういう感情になることがなければそれはとても幸せなことですが、私だけ?と

かその気持ちをかき消そうとしなくて良いと思うんですよね。


私があの頃を思い出していえることは、初めての子育てでこの先に何が起こるの

かわからないことが不安だったのだと思います。

特に病気や発達のことですね。

我が子は2人とも少し喘息の気があり、コホンと咳を1回するだけでも私は敏感

に反応していました。息子は熱性痙攣を2回起こしたことがあり、このときもと

ても不安でしたね。

軽い喘息は母親の気持ちが大きく影響すると思います。


私が思うことは、孤独や不安を感じることはあって当然で、

・そう感じる時間をできるだけ少なくする、

・そう感じた時にできることを見つけておく



こういったことが、時間と共に解決してくれた気がします。

そんな中で私の不安を解消してくれた1冊の本があります。


医師である松田道雄さんの「育児の百科」です。

ご存知の方もいるかもしれません。

1967年に出版され、50年以上販売され続けています。

今は文庫本サイズの気軽に手にできる大きさですが昔は百科辞典のような形でし

た。

紙版の「広辞苑」をご存知でしょうか?あのくらいの存在感ある1冊です。


本との出会い


話がさかのぼりますが、私は1人目の子を授かって6ヶ月のときに

外遊びをさせたい、と思い地域の新聞に出ていた外遊びの会に参加しました。

そこは遊具を使わないで自然の中で子どもを遊ばせることを

趣旨とした場で、子育てについてママ同士で語り合う場でもありました。

そこで参考になる本を紹介しあうこともしており、出会ったのがこの本です。

妊娠中から小学校前までの子どもの成長や発達、病気、

生活、環境、母としての心構えなどその頃知りたかった情報が

月齢別に細かく説明されています。


「子どもはそれぞれだから、そんなに敏感にならなくていいんだよ。

頑張らなくていいんだよ。」


そんなことを言ってもらえているような気がしました。

不安な気持ちになると流し読みしたり、子どもの症状で気になることがあると、

今の月齢の箇所のページに行き、読んで安心する。

それを繰り返していました。


育児書を何冊かもっていましたが、この本に出会ってから、

他は一切読まなくなりました。

友人に紹介したり、出産祝いにプレゼントすると、みな愛読していました。

今の時代の情報も加味しながら読む必要があるかもしれませんが、

ほぼその必要なく参考にできます。

子育ては50年前も今もあまり違いがないんだなと実感できます。


医師 松田道雄先生のこと


愛読していたのがずいぶん前なので、少し調べてみると、

この本について当時は知らなかったことを知ることができました。

また久しぶりに図書館で借りて読みました.


松田先生は明治41年生まれ。

京都で町の小児科医をしたのち、60歳を前に執筆に専念し、

育児書だけでなく社会や歴史に関する著書を書かれました。


松田先生は育児書を書かれた動機について、別の著書で


「敗戦のあと、学校や病院につとめるようにすすめられたが、しばられるのがいやで開業医になった。/零細経営は朗かではあったが、楽ではなかった。副業が必要だった。小児科の医者にできることといえば育児書をかくしかなかった。」


と書かれています。
また、本を出したことで読者から続々手紙や質問が届くようになりました。それに対し松田さんは


「一日に一通はかならずあった。相手が病気をしているのだから、ほうっておくわけにいかない。信用してたずねてきた人の願いを無視するのは、道徳的にできない」


「手紙に書いてある質問は、文章がわからないというのでなく、そういう症状の病気が本に出ていないからであった。/質問の手紙をなくそうと思ったら、なんでもかいてある育児書をだすしかない。」


そう思われたところから、この本が生まれました。


「子どもの病気の診断や治療は簡単だが、育児はたいへんな仕事だということをあらためて感じた。診断と治療だけしていてはわからないことだ。育児の重労働はすべて女にしょわされている。/子どもをもった女の負担を少しでもへらしたい気持ちがつのった。」


こうもおっしゃっています。

この「育児の百科」は時代ごとに改訂されていますが、

1980年代の版から加わった「父親になった人に」という項の

始まりはこのような文章です。


「赤ちゃんが帰ってくる。君もいよいよお父さんだ。家庭のお父さんである君に一言いっておきたい。君は年々200人の母親が子殺しをすることを知っているか。/以前の大家族の時代には、古い世代がそばにいてくれた。いまは若い母親がひとりでせおわねばならぬ。父親が手伝わなかったら母親はせおいきれない。子殺しをした母親のおおくが、育児に協力しない夫をもっていた。」


松田さんはこのような育児をする若い女性の孤立や悩みに

いち早く着目した方と言われています。




もし今悩んでいる方がいらしたらすぐにかけたい言葉を

見つけましたのでそちらも少しご紹介します。

2歳から3歳までの「ごはんを食べない子」という項目には


「ごはんを食べないと、母親はすぐ、何か病気でもあるのではないかとかんがえる。しかし、母親は子どものきげんをいちばんよく知っている人である。/子どもがごはんを食べなくても、子どものきげんがまえとかわらなかったら、心配することはない。/よその子の母親からうちの子はよく食べるときかされても、動揺してはならない。」


元気なら気にする必要ない、ということですね。

「人見知り」の項目には


「8~9か月のころから人見知りをするようになった子が、大きくなったらなおると思っていたのに、2歳をこえてから、ますますひどくなることがめずらしくない。/母親は自分のしつけ方がいけなかったのだと思うことはない。/やがてふつうにほかの子の仲間入りができる。子どもの性格なのだから、しかったり、きたえたりして急になおせるものではない。/そういう子どもはたくさんいるのだから、自分だけ、できそこないの子をもったという気持ちをなくすことだ。」


こう書かれています。

心強いですね。

調べているとある小児科の女医さんがHP 上でこう書かれていました。

この方の思いをお伝えして今回は終わりたいと思います。






「最近、育児書がなくなってしまいました。代わりに育児雑誌は増えています。

育児雑誌はイラストや漫画もたくさん付いて楽しめます。しかし断片的な知識し

か得られません。そして情報量が多いこと、内容が時代の流行に左右されるなど

の問題があり、かえって育児でなにが大切なのかを見失ってしまいそうになりま

す。

すばらしい育児書は、赤ちゃんの発達の各時期でいちばん大切なことを的確に指

摘してくれます。そしてお母さんに育児への自信を与えてくれます。

私が世界一と思っている育児書が日本にあります。松田道雄先生の

「育児の百科」です。

私は自分の子供たちの子育てのとき、そして小児科医として35年を過ぎた今でも

この本を読み返し、子供のこと、親であることを教えられています。できるだけ

多くのお母さん、お父さんに読んでいただきたい育児書です。」






私もまだ高校生と小学生の子育て中ではありますが、

コミュニケーションをとれるので前のような孤独感や

不安はなくなりました。

今、まさに子育て真っ最中のママ、応援しています!

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